トップページ > 前世の因縁やカルマ(業)
真面目に前世を知りたいと思われる方の多くは、自分の前世が何処の誰かよりも前世の因縁やカルマ(業)を知りたいと考えられる傾向があります。
因縁やカルマ(業)はどちらも仏語(仏教に由来する語)で、元々物事が生じる直接の力(内的原因)である「因」と、それを助成する間接の条件(外的原因)である「縁」から成り、すべての物事はこの二つの働きによって起こると説かれています。そこから派生し「前世から定まった運命や宿命」と言う意味があります。
カルマ(業/ごう)とは、元々人間の身(身体)・口(言葉)・意(心)によって行われる(善悪の)行為は必ずふさわしい結果をもたらすと説かれています。そこから派生し「前世の善悪の行為によって現世で受ける報い」と言う意味があります。
多くの方の前世退行を行って強く感じるのは、前世の因縁やカルマは「良い・悪い」「幸福・不幸」などの二極思考では語れないと言う事です。
前世が「過程」で今の人生が「結果」、そして今の人生が「過程」となり来世に結果となると言う表現がシンプルで自然だと考えています。
前世の因縁は2種類あります。ひとつは因果応報の因縁、もうひとつは「同じような事を繰り返す」因縁です。
この項では両方の実例をご紹介しています。