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異性との縁がない理由

データ:40代・男性

家庭を持ちたいが異性との縁がないと言うお話を伺いました。
お会いすると、失礼ながら容姿に問題がある訳でも、嫌な雰囲気を持っている訳でもありません。
静かな語り口調の中で、多彩な語彙をさらりと使い表現豊かにお話をされるため、話せば話す程その方の魅力が滲み出るような印象がありました。

いくつか出てきた前世の中には伴侶や家族を持つ前世もありました。
しかし、今の原因を作った前世はこんな感じでした。

時代は1800年代、場所は恐らくヨーロッパ。
本人は30代半ば〜40歳位のブラウンの髪にブルーの目を持つ男性で、前開きのシャツに茶系のニッカーボッカーのような七分丈のズボンに茶色の靴姿で出てきました。
独身で石造りの一軒家にひとりで住み、森でめずらしい植物を集めて薬草か植物の研究に没頭していました。
変わり者のように思われたのか、近所の女の人にバカにされていたのだそうです。

これは私自身が感じ取ったもので詳しい部分までは解りませんでしたが、この過去生よりも昔の過去生で信頼や情を裏切られるような酷い目に遭い、その時の思いや記憶が次の人生、つまりブラウンの髪にブルーの目を持つこの男性に影響しているようでした。
人に対して懐疑的で自ら人を寄せ付けないようなパーソナリティを持ち、結婚もせず植物の研究に情熱を注いでいたため、周りの人達から変わり者として見られていたのです。
また、男性上位の時代にも関わらず女性達にバカにされていた事で男性のプライドも心も傷付いていました。

前世退行が終わってこのようなお話をしていると、この方は「人一倍淋しがり屋のくせに、他人と自分との間に自ら壁を作ってしまう所は確かにあるし、信用できるか出来ないかで人を見てしまう所もある」と言われました。
この方の悩みである「異性との縁がない」は本当に縁がないのではなく、ご自身で異性との縁を遠ざけていたと言えるでしょう。
心の奥底に残る前世の記憶が影響し、「またバカにされるのではないか」と言う不安を抱えていれば、ご本人が知らず知らずのうちに異性との交流をなるべく避けようとするのはある意味自然な行動かも知れません。

後から、過去に自分に好意を示してくれた女性が何人かいたと伺いました。
また、その方の波動を見る限り異性に縁のない方ではありません。
前世退行によって異性に縁のない「理由」も解りました。
後はご本人が自らの内面と向き合い、異性との交流をポジティヴに捉えられればこの方の問題はすぐに解決出来るでしょう。

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