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恐怖と緊張の本当の理由

データ:20代・女性
この女性は明るい印象の方でしたが、内面では別れた男性に対しての思いを引きずっていたようでした。 元の彼との前世での縁を知る事が出来ればと思い、前世退行を受けられました。

いくつか出てきた前世のヴィジョンの中に、元の彼が出てきたものがありました。

時代は判りませんでしたが、乾燥した草原、丸くて大きいテントのような家、馬などのヴィジョンが現れてきました。
「多分モンゴルです。自分は若い女性で、テントのような家に父母や兄弟と共に住んでいます。」
馬や羊などの家畜の放牧をしながら、仲の良い家族で力をあわせて平和に暮らしていました。

少し時間を進めると、違ったヴィジョンが出てきました。
「馬に乗った男性が家にやってきました。その男性は知らない人ですが……元彼です。」
「剣のようなものを振り回しています。…父母が殺されました。」
「その男は、ウチにある何かを奪うためにやってきたみたいです。それが何なのかまでは解りませんが大切なものみたいです。」
兄弟も殺され、最後に本人も剣で殺されてしまったのです。
前世退行中のご本人は淡々とその状況をお話ししてくれましたが、最愛の家族が目前で殺される悲しみ、そして最後に残った自分が殺される恐怖は想像を絶するものだったでしょう。

前世退行終了後にこんなお話を伺いました。
仕事の時、大勢の前で緊張せずに発言出来るけれど、一対一になると途端に声が出なくなり上手く喋れなくなってしまうのだそうです。
お客さんと一対一でお話をしなくてはいけない機会がたまにあるので実は困っていると話してくれました。

また、元の彼の事は強く惹かれる反面、恐れや畏怖の念のようなものを感じていたようで、優しい彼がちょっと大きな声で言葉を発するだけで緊張してしまう事もあったそうです。
恐れや緊張の理由が解らないため、きっと彼の事を好き過ぎるからだろうなぁ位に考えていたとの事。
そして、お付き合いをはじめてから、徐々に一対一になると喋れなくなる状態になったと話してくれました。

前世で家族と自分を殺した人と現世で再会し、惹かれつつも魂に残っている恐怖の記憶が、無意識な恐れや緊張となって現れてきたのです。
一対一になると喋れなくなる状態も、前世で家族が先に殺され最後に自分が殺されていますので、男と一対一で向き合った時の恐怖感がその原因でしょう。
今まで忘れていた恐怖が、元彼との出会いによって無意識に想起され、緊張となって現れたと考えられます。

因縁には「似た事を繰り返す」場合があります。(「事例3:彼との結婚に踏み切れない原因」を参考にして下さい。)
幸いにも、この女性は男性と別れていますので、身の危険の可能性があるご縁は断ち切れたと言えるでしょう。
また、出会いによって無意識に想起されていた恐怖に関しても、その理由が判った事と別れた事によって、少しずつ薄らいで行くでしょう。


こんなお話をさせて頂きました。 数日後、この方よりメールを頂きました。
前世退行の3日後に、お仕事でお客様と一対一になる機会があったそうですが、声が出ないとか緊張する事もなく普通に対応できたそうです。
同僚が驚いていたけれど、ご自身が一番びっくりしたそうです。

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