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おばあちゃんと前世の自分と

データ:40代・女性
自分は何の為に生まれてきたのか、どんなカルマを持っているのかを知りたいと言う事で前世退行を受けられました。

最初に出てきた前世は、明治時代の頃の日本で警察に勤める男性です。
状況を細かく伺っていると、この方は突然わっと泣き出しました。

「おばあちゃんがお母さんだったんだ!!また会えて嬉しい。」

子供の頃から大好きだったおばあちゃんは、その方が30歳位の時に亡くなったそうです。
この時代の前世でおばあちゃんがこの方のお母さんでした。
この時、亡くなったおばあさんの霊がこの方の近くでずっと見守っていました。

前世退行を進めていると、別の前世が出てきました。
白い着物のような姿で三角のカサをかぶった17歳位の巫女のような女性です。
この方はその巫女のような女性について「今まで見えなかったけど、私の一番最初の元になっている人。私の守護霊?私のような気がするけど、私じゃないような気もする。」と言いました。

私は巫女のような女性と話をしてみて下さいと誘導しました。
過去の事例から、前世の自分や前世のヴィジョンに出てくる登場人物と「会話」が出来る方はそれほど多くはありません。しかし、この方は会話が出来ただけでなく、その内容が素晴らしいものでした。
以下にその会話の一部をそのまま掲載します。

『私が遣り残した事をやりなさい。』
だけど分からないと言ったら、『あなたもわかっているはず。私はあなたよ。絶対分かってる筈だからやらなきゃ駄目。私が結婚しなかったのはそのためなんだから。』
『ここは岩手県。おばあちゃんの出た所にあるんだよ。そこで私は結婚せずに修行をしていたの。』

『病気で本願果たせぬまま亡くなった』と言っています。多分肺炎で亡くなっています。

『心を清める修行をしなさい。あなたが来世生まれてくるために必要なの。あなたが来世しあわせになるため必要なの。もっとやさしくなりなさい。もっと信じるべき。ものを信じないと。』
『心を思いやりなさい。』
『今までの前世でいろいろあっても、今ここで赦しが大切なんだよ。』
『子供の教育に関しては卒業したから、あとは自分の教育しなさい。』
『主人を思いやってあげなさい。彼は、あまり悪い人ではない。あなたが思ってるほど悪くない。』
『今からすることを一つだけ。母を思いやりなさい。今までの前世で色々あっても、今ここで赦しが大切なんだよ。』

他にも、現在彼女が抱える問題に対して具体的なアドバイスがありました。
今まで多くの前世退行を実施していますが、「前世の自分」からこんなに親切なアドバイスをされた方は初めてです。

「今話している人(巫女のような女性)は岩手県のおばあちゃんの先祖の人でおばあちゃんも一緒にいるって言ってます。」
では、おばあちゃんと話してみて下さい。
「おばあちゃんが『見てるからいいよ、大丈夫だよ。心配しなくったっていいよ。ちゃんと死ぬ時は迎えに来るから大丈夫。』って言ってました。」
少し笑いながらこう教えてくれました。

前世退行が終わった後、自分が体験した事が不思議で半信半疑だったようです。
恐らく、この記事を読まれている方も不思議な感覚があるかも知れません。

「前世の自分」は別のパーソナリティですが「自分そのもの」です。
インナーチャイルド療法をご存知の方なら感覚を掴みやすいかも知れませんが、「過去の自分と今の自分」が対峙している状態です。
別の見方をすれば、心の奥底の自分(潜在意識の中の自分、自分の魂、ハイアーセルフ、などにも言い換えられます)と対峙した結果出てきた内容とも言えるでしょう。

後日、この方からこんなメールを頂きました。

未だに不思議な体験ですが、あの感覚は自分で想像したものなのか、見せていただいている物だったのか自分としては判断できず、本当に不思議です。
眠っているわけでもなく、しかし 頭の中から、ふわっと湧き出てくるような思い。
心の中から ああやっぱり、そうなんだ!と心の奥深く眠っていた、今日私がここにいる理由が見えてきた思いです。

前世退行をしていただいた次の日、不思議な事がありました。

仏間の蛍光灯が前世退行のある2日くらい前に突然切れてしまって、電球を替えてもなおらず、私がゆっくりなおしてみようと外してあったのですが、前世退行の終わった次の日、いくらやってもなおらず、結局、電気屋に来ていただく事になりました。
その時、今は開かずの、昔使っていた仏壇(新しい仏壇があるので)につながる電気の配線を調べる際、どうしても古い仏壇の扉を開けねばならず私しかいなかったため、開けてみました。
何と驚く事に、私を可愛がってくれた例の祖母の写真がこちらを見て笑っていたのでした。
祖父(私が生まれる前に亡くなっています)もありました。

もう祖母は亡くなってから23回忌も数年前に終わり、23年もの間、写真も見る機会がなく、写真を見た瞬間、「あーーーおばあちゃん!!」
ついこの間、前世退行で思い出したばかりのおばあちゃんでした。
こんなところに写真があったんだねぇ。

おばあちゃんの写真から・・・「これは偶然ではないのだよ」とのメッセージを受け取ったような気がしました。
そんな不思議な偶然に出会えた事に感謝です。

物事に偶然はない、と言います。 恐らく、おばあちゃんが見守っている事を「形として」この方にお知らせしたのかも知れません。

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